今回のレポートは、北部遠征師団長先生のお写真と文章で構成されています。
白馬から少し南下した青木湖の景色です。
当日の白馬は雪でした。
窪田空穂将棋教室
今年はついに窪田空穂記念館で開催することが出来ました。
これも県内の将棋イベントの運営が健全になされ、周囲からの信用を勝ち取ってくれたお陰です。
しかしながら、今回はいつもと違い、定員を決め少人数での開催となりました。
来訪されたプロは石川陽生七段、田中悠一五段の二名。
また、前日は木曽の楢川小学校で学校訪問が行われましたが、そちらには勝又清和七段にも来て頂きました。
勝又先生はお忙しい所、日帰りで長野まで普及に来てくださいました。
勝又先生のつぶやきが面白いと評判なので、皆様もぜひフォローしてみてください。
https://twitter.com/katsumata?t=9_4CHM4WB_Rvc4UJYldv6Q&s=09
さて、当日ですが石川先生、田中先生とも変わらぬご様子でした。
そのお陰か久しぶりの生家での開催でしたが、スタッフはみんなリラックスして臨むことが出来ました。
開会式では石川先生の五百勝と田中先生の二百勝を祝して花束が贈呈されました。
大変嬉しいニュースからこの教室を始められました。
開会式の後は恒例の模範対局です。
五寸盤に綺麗な駒が並べられていく様は、いつ観ても敬虔な気持ちになります。
今回は人数が少ないこともあり、一人一人が田中先生と向かい合って一手ずつ指すことが出来ました。
運営の山下が所有するこの盤と駒は非常に高価な物のようです。
良い記念になったでしょうか。
指導対局に移ると、和やかだった先生方の顔付きが一変・・・したように見えました。
写真を撮っていたせいで、普段は感じられない違いがわかったのかもしれません。
閉会式の後には記念のサインをもらいに来る子もいました。
こうした気さくな交流が出来るのも、この教室の素晴らしい所だと思います。
午後の部
午後は残念ながら参加者が上限に達しませんでした。
そこで、数名のスタッフが指導を受けさせてもらうことになりました。
自分も何年かぶりに田中先生の指導を受けさせて頂きました。
こうしたイレギュラーな対応も、この教室ならではかもしれません。
新しい館長も終始熱心な目で見守ってくれていました。
午後の部閉会式
ご参加くださいました皆様、
本当にありがとうございます。
また、コロナ渦でイベントを再開下さった窪田空穂記念館にも感謝いたします。
そして、「今年もなんとかやりとげましょう」とこの教室を引っ張ってくださったプロの先生方にも厚くお礼申し上げます。
皆様ありがとうございました。
塩尻支部 松本仁志
塩尻支部のMSG総統さまからもお写真と文章を寄せていただきました。
2年振りに空穂生家に「帰ってきた」という事で懐かしく感慨深い思いでした。
時勢が時勢だけに参加定員が制限されましたが、落ち着いた雰囲気の中、皆が真剣な眼差しで盤を見つめ、心を込めて駒を動かしていました。
それにしても今回参加した子供たちは本当に強かった。特に小学生の低学年の子供たちが、例年と比べると飛躍的にレベルアップしていました。
今回も遠く長野市や飯田市からの参加者がありましたが、のみならず旧・安曇村の大野川小学校から来た子が居れば、はるばる群馬県から来てくれた子もいました。
空穂教室を忘れずにいてくれた事に深く感謝したいと思います。
塩尻支部 丸山 佳洋