新型コロナの影響で、見送らざるを得なかった夏の窪田空穂生家将棋教室。
「秋は是非とも開催したい!」とプロの先生方と塩尻支部の先生方の気持ちが一致。
塩尻支部会員があちこち奔走し開催にこぎつけました。
場所を「信毎メディアガーデン」に移し、開催時間は午前2時間のみ。
今回ばかりは心苦しかったのですが、参加人数を制限という形をとらせていただき1時間の入れ替え制で「分校」が開校しました。
石川陽生先生ご到着!
久しぶりの長野県、とても楽しみにされていました。
田中悠一先生。
「ピ!」
先生方も検温させていただきました。
参加者のみなさんと同じように、
検温・1週間の体調チェック表の提出・手指消毒をお願いしました。
会場準備が着々と進んでいきます。
ソーシャルディタンスを意識した会場づくりです。
10時になりました。
開会式
司会は 日本将棋連盟塩尻支部 窪田空穂生家将棋教室事務局長 山下先生です。
山下先生は木曾楢川小学校の教頭先生です。
前日、13日には木曾楢川小学校に石川先生、田中先生が学校訪問されました。
石川先生のお話
「いつもは窪田空穂生家で開催されている会ですが、今回はこちらの会場になりました。塩尻支部のみなさんにご協力いただいてこの形で開催できることになりました。
コロナの関係で、私たちも皆さんと指す機会が減っていますので今日は楽しみにしていました。
短い時間ですが、楽しんで指してほしいと思っています」
感染症対策のお話
「1局終わるごと、このように消毒してください」
塩尻支部の松本先生のお手本を子どもたちは真剣に見てました。
模範対局
恒例 プロ棋士の模範対局。
いつもなら先生方を取り囲んで見せていただくのですが、今回はちょっと遠くから。
遠くからのほうが先生方の姿勢がよく見えますね。
対局がすすんでいくうちに子どもたちの背中が伸びていきました。
いよいよ指導対局。
石川先生手ずから盤駒を受け取って席に着きます。
田中先生は向こうで模範対局で使った駒を片付けていらっしゃいます。
指導対局風景
(カメラ複数のため、順不同です)
プロ棋士の指導対局を待っている間、塩尻支部の先生方がお相手。
1局ごと手指の消毒と盤駒の消毒。
自分の使った盤駒を椅子に置いて移動します。
この「盤駒ごと移動方式」は勝又清和先生からのアドバイスなのだそう。
勝又先生もいつも空穂教室、長野の子どもたちのことを気にかけてくださっています。
ありがたいです!
田中先生のお話
「今回この機会に参加したみなさんは、ひとつでもふたつでも覚えたことをこれから生かしていってください。なかなか集まって将棋を指す機会がないのですが、将棋の勉強は一人でもできます。”将棋が好きだ”という気持ちが上達には一番大事です。家に帰ったら今日のことをふりかえってみてください」
今回は午前中のみ、入れ替え制ということで時間も短かったのですが
その分先生方参加者双方気合が入った濃密な時間が過ごせたと思います。
石川先生、田中先生
塩尻支部の先生方、
本当にありがとうございました。
来年は「いつもの」窪田空穂生家将棋教室が開催されますように!
~完~