令和4年7月22日(金)
レポート 塩尻支部 松本仁志
小川小学校訪問
前日の白馬村はかなり強い雨が降っていて、この日の天気が危ぶまれていました。
しかし、ふたを開けてみればみる目に三十度を越す晴天です。
幸運も度が過ぎると厄介なものですね。
しかし、小川村は湿度が低かったせいか、さっぱりとした熱気でした。
さらに、学校に入ると日が入ってこないせいか、とても涼やかに感じます。
とても住みやすい場所なんですね。
さて、到着してすぐに授業の開始です。
今回は四年生、計七名(一名欠席)を対象に行われました。
ちなみに、何故小川小学校だったのかと言いますと、長野県将棋情報サイトにも詳しくレポートがあります、堀内(旧姓)さんが担任を勤めていらっしゃるからでした。
貴重な普及の場を提供くださってありがとうございます。
子供たちはすでに七月に入って基本的なことを習っていてくれていたので、とてもスムーズに進める事が出来ました
まずは棋士の紹介から、今回は石川陽生七段、田中悠一五段の二名がご来訪くださいました
石川先生に至っては前日に白馬まで来てもらっての訪問です
本当にありがとうございます
そして、紹介の次は模範対局です
今回は新しい駒をおろしての披露です
この駒をご用意くださったのは窪田空穂生家将棋教室事務局長の山下先生です。
予算以上の物を用意してくださったそうで、このプロジェクトが二十年も続いているのは、運営に携わっている皆さんの情熱なんだと実感しました。
いつもありがとうございます。
石川先生も田中先生もポイントとして「駒はきれいにまっすぐ置く」ということを強調されていました。
確かに物を丁寧に扱うというのは非常に大切なことですね。
そして、石川先生からの提案で、この新しい駒でリレー将棋をすることになりました。
田中先生対小川小学校四年生の戦いです。
始めと終わりに礼を交わして、一人一手指して交代です。
みんな「もう手を洗わない」と言って新しい駒とのふれ合いに感動してくれたことが非常に嬉しかったです。
後半は指導対局に移ります。
みんなルールまで完璧に覚えてくれているので、とても楽に導入出来ました。
棒銀のような難しい戦法もすぐに受け止めてくれます。
みんな素直でとても教えやすかったです。
本当に明るくて良いクラスでした。
この日は石川先生に二人も勝つことが出来たのですが、石川先生がとても嬉しそうだったのが印象的でした。
それにしても、学校訪問はいつもあっという間に終わってしまいます。
最後はみんなと記念撮影をして終わりました。
みんなの大きな声で「ありがとうございました」と言われた時は、本当に来て良かったと思えました。
こんなに素晴らしい経験が出来て本当に嬉しかったです。
この次もあることを願っています。
関係者の皆様ありがとうございました。